ぷーやんの旅ときどき人生。

世界一周から始まった人生という長い旅の記録です。

自分はもっと普通の人生を当たり前に過ごしていくんだと思ってた

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平成最後の夏が終わりました。
いや、まだ終わってないのもかもしれないけどわたしの中では終わりました。
この前、鈴虫鳴いてたし。


平成最後の夏なんて聞くとワクワクします。
「君の名は。」のキーヴィジュアルのような青空が浮かんできます。
でも平成最後の夏はそんなドキドキするような甘酸っぱいことも何もなく終わりました。



自分の子供時代を思い出すと、少し変な子だったなあと思う。
中学生の時、七夕の短冊に「波乱万丈な人生が送れますように」と書いたのを覚えてる。
でもあの時、自分が何を期待してそんなことを書いたのかは思い出せない。


あれから10年以上が過ぎて、結果として、あの時の願いは叶っている気がする。
いいことも悪いこともいろいろあった。
確かに、波乱万丈だったかも。


わたしの今までの人生は、世間一般で言われているような幸せな人生じゃない。
でも、ありがたいことに辛かったことは忘れちゃうタイプなので、今まで辛かったことはあんまり覚えてない。


美容師国家試験の時は、先生に怒られながら朝から晩まで練習してたぶん辛かったと思う。
好きな人にフラレてすべてが嫌になってしまったこともあった。
その事実は覚えているけど、当時の辛かった気持ちや悲しい気持ちは覚えてない。


だから「今までで一番辛かったことは?」と聞かれても答えられない。
当時はすべてを投げ出して逃げ出したいと思うほど辛いと思ったこともあった…かもしれないけど、苦しかった感情が思い出せないからイマイチ自分の中でピンとこない。

喉元過ぎれば熱さを忘れるじゃないけど、本当にその通りなんだと思う。
忘れちゃったから辛かったことなんてない(笑)


逆に「今までで一番嬉しかったことは?」という質問に対してはすぐ答えられる。
一昨年のことだから記憶もだいぶ薄くなってしまったけれど、「半年間想いを寄せていた人と話すことができた」こと。
辛かったことと同様、感情は覚えてないないけれど嬉しかったという事実だけは覚えてる。
結局それ以上発展することはなかったけど、あの時ほど嬉しかった瞬間はないと思う。


と、今の話でわかるように、わたしはまったくもって恋愛が苦手。
誰かを素敵だなって思ったり恋したりはするけれど、どうやって関係を深めればいいのかわからない。
いい関係を築くにはどうしたらいいのか28年経った今もわからないまま。



「気になる人に会いたいけどどうやって誘ったらいいかわかんない」と友達に相談したところ、「みんなで遊ぶ機会を作るからそこに呼べば?」と提案され「友達に気になる人と一緒にいるところを見られるのが恥ずかしい」と固まってしまった。
「中学生かっ(笑)」と突っ込まれ、本当にその通りだと思った。我ながら情けない。


自分で言うのもなんだけど、コミュニケーション能力は高い方だと思う。
よほど合わない人でなければ初対面でも仲良くできるし、ちゃんとした友情関係を築くこともできる。
信頼できる親友はいるし、期間は短くても信頼できる人とできない人を見極める目もあると思っている。


でもこれが恋愛となるとてんで駄目。
自分でもわからないけど、友達とは深い関係を築いていけるのになぜかそれが恋愛となるとできない。


今までの交際を振り返ると、いい恋愛だったなーと思えるものはない気がする。
もちろんその都度学ぶことはあったし、そのおかげで気づけたこともたくさんある。
でも好きになってよかったって心から思えるような恋はないかな。
というか、そう思えるほど相手と向き合っていなかったと思う。


そもそもいい恋愛とはなんなのかすらわからないけど、別れた時に「いい恋愛したね」と友達に言われたことは一度もないし、むしろ「別れた方がいいんじゃない?」と言われることの方が多かった気がする。

そんな恋愛に嫌気が差して、気がついたら人と一定の距離を置くようになった。
付き合っても関係が深くなるのがめんどくさかった。
自分ではそんなつもりはなかったけど恋人の優先順位はどんどん下がっていったし、そのせいで恋愛にはドライだと思われるようになった。


そうやってちゃんと向き合うことから逃げて今、なんだと思う。
恋愛のゴタゴタが苦手で、ドキドキするのも苦手。
恋愛対象に見られないのが悩み」とか言いながら、自分が無意識に友達に徹することでそういったものから逃げてきたんだと思う。



結婚している人やカップルを見ると、この人たちはどうやって今の関係になったんだろう?といつも疑問に思う。
片方が先に好きになって猛アタックして落としたのか、それともお互い自然と意識するようになって恋に落ちたのか。
なんにせよ、そうやって赤の他人同士がお互いを特別な存在として認知して一緒にいることは奇跡だとわたしは思う。



今の自分に生まれたことを後悔したことはないし、この人生もいろいろあっておもしろいなと思ってる。
友達にも職場にも恵まれて自分はその運だけは持ってると本当に思うし、自分の自慢できることと言えば、【人に恵まれていること】だと胸を張って言える。


25歳の時に決めた世界一周も、やりたいと思って実際に夢を叶えることができた。
マイノリティーとして生きて、マジョリティーの人が知らない世界も知ってる。
たぶん、わたしの人生はおもしろい。
(マイノリティーについてはこちらの記事を参照)


だけど世間一般で言われているような幸せをわたしは知らない。

子どもの時は、大人になれば好きな人ができて結婚して子どもを産むんだと思ってた。
それは頑張って手に入れるものじゃなくて、生きていればそういう人生を歩んでいくものなんだと思ってた。
そうやって自分はもっと普通の人生を当たり前に過ごしていくんだと思ってた。



でも実際は違う。

当たり前の人生なんてなくて、常に自分で選択して掴みとっていかないといけない。
世間一般の幸せに当てはまろうとするのではなく、自分にとっての幸せを見つけていかなければいけない。


自分が子どもの頃に想像していたような幸せな人生を歩んでいないのは、それが今の時代の幸せの形じゃないからなんだと思う。
幸せなんて時代と共に変わってく。
専業主婦になることが幸せな時代もあれば、夫婦共働きが幸せな時代もある。
そして今は、結婚しなくても幸せになれる時代だと思う。


ゼクシィのCMで、「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」というコピーがある。
多くの人の共感を呼んだみたいで、わたしにもグッときた。
そう思える人に出会えたら本当に素敵だなって思うし、そう思えないならしなくていいと思った。


結婚は、もはや人生の通過点じゃない。

わたしの人生はハッピーエンドが前提だから、最終的に結婚せずに人生を終えるのであれば、それがわたしのハッピーエンドなんだと思う。




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